○多元的専門性(③行政・立法情報の提供)

 

③行政・立法情報の提供

 

社会の問題解決のためのアイディアの形成には、行政情報の的確な提供が不可欠であり、インターネットを通じての情報提供等の動きは、情報公開の流れの中で、こうしたことのためにも積み重ねられて来た。

 

 

 

国会での立法の領域に入れば、国立国会図書館や衆参の法制局、調査室の調査スタッフが多元的専門性の担い手となる。

国立国会図書館調査及び立法考査局の『レファレンス』、『調査と情報-ISSUE BRIEF-』、『外国の立法』、

衆議院調査局の『RESEARH BUREAU論究』、『各委員会所管事項の動向』、

参議院事務局企画調整室の『立法と調査』、『経済のプリズム』、

等、研究成果をそれぞれのHPで広く国民に示したりしている。

 

 

 

これらは、立法による政策実現を目指す上で、貴重な情報となり得る。ただ、個別の調査を国会スタッフに具体的に実施させることについては、いずれも国会議員が当該立法の動きに加わることが条件である。国会議員からの依頼という形が、具体的案件について、これらの組織が動き出すのには必要である。