○伝統行事への参加

 

   国会議員は、皇室関係の伝統行事に招待されたりします。

 

<鴨猟>

(以下、宮内庁の資料をもとに作成)

    我が国では古くから鷹等を使っての鴨猟が行われてきましたが、明治以降、皇室では、大名家に古くから伝わる叉手網(さであみ)で鴨を傷つけることなく捕獲する方法を採用し、この伝統技法の保存をはかり、また昭和47年以降は、国際協定に基づき、標識調査を行い、野生の生態や分布の国際的調査と研究に寄与するよう協力を行っています。

   例年11月半ばから翌年2月半ばまでの間、陛下の思召により、在日外交官、内閣総理大臣を始め閣僚、衆参両院議員、最高裁判所判事等が鴨場に招待されます。

 

   鴨の捕獲は、元溜といわれる1万3千㎡の池に集まっている鴨を、良く馴らされたアヒルを囮に使って小さな溝(引堀)に誘い込み、飛び立つところを叉手網を使って捕獲します。

   引堀の鴨は、音やにおいに敏感なので、鷹匠の合図で、黙って一斉に移動し、捕獲を行います。

 

(平成30年1月9日に参議院議員の参加に同行する機会がありましたので、その時の様子を次に示します。)

(捕獲場所の絵)